2010/02/17

山本容子、ワンダーランド

レキオです。

ゼミの学生たちとの合宿の地、靹の浦に向かう途中、JR福島駅の近くにあるふくしま美術館で開かれている、山本容子展に寄りました。

本の装丁を通して知る彼女の、版画家として、画家としての表現を知ることができました。

とくに、表現を模索していた、初期のエッチングに惹かれた。ことにカミソリを並べた、入り口最初の作品が良かったです。

先生に連れられた、小学校低学年の子達は、たとえば山本のアリスをどう観たのだでしょうか。

美術館のある一帯は、福山城のある史跡で、青空の下、飾られた現代彫刻は、城に似合っていました。

地方の美術館、平日の午前中のわりには、鑑賞者はちらほら見られた。でも、圧倒的に女性が多かったのでした。

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