2008/08/06

ポーニョ、ポーニョ☆

昨日NHKのプロフェッショナルという番組で
宮崎駿さんの特集がやってましたね~。
もちろん私は最初から最後までばっちり見ました☆
宮崎さんの少年時代とか、お母さんの存在とか
何だか自分と少しかぶる考え方とか(恐れ多いですが…)
ホント普通の人なんだなと思いました。いい意味で。

宮崎さんの弟子でもある庵野さんが「ただのおじさん」と
いっていた意味がわかった気がします。
宮崎さんがあんなに動いて(映像で)、自分の意見や考えを述べてるのを
見るのは初めてだったのもあるかもしれませんけど;
あと、宮崎さんが手塚治虫のマンガを読んでいたと言うのは意外でした。
どちらも私にとっては同じくらいの位置にいる方々なので、
宮崎さんも手塚さんのマンガで育ったといいうのは変な感じです。

てか、ポニョは宮崎さんにとって最後の長編作品なんですか!?
知らなかった;本当にそうなるかわからないけど、
そういう気持ちで作った作品なのかな。
だとしたらちょっと寂しい気もします。

嬉しかったのは、私が映画をみて思ったこと。
「問題はポニョがこの先人間としてやっていけるのか?」
という疑問を宮崎さんも製作中考えたということ。
そしてその答えをちゃんと作中で表現していたこと。
私はちょっと気づけなかったけど、あのシーンはその答えだったんですね。
なるほど、なるほど。
NHKやるじゃない!とこの番組を見直しちゃいました。
ビデオとっておけばよかったな~。


私事ですが、レキオさん、イラスト乗せていただいてありがとうございます。
ブログ開いたら自分の絵がどでかく飾られててちょっと驚きました。
気に入っていただいたようで、嬉しいです!

1 件のコメント:

rekio さんのコメント...

フカヤさんへ

僕もNHKの宮崎駿見ました。

なかなか面白かったです。

でも、やはり彼も人、年齢には勝てないなーと思いました。

かつて、『もののけ姫はこうして作られた』というドキュメンタリーに登場していた彼と比べると、エネルギーが違います。当時宮崎最後の長編オリジナル作品として発表され、彼が力を傾けた『もののけ姫』は大作でした。

その後『千と千尋』『ハウルの城』、そして『ポニョ』と続いた作品は、ある意味で、徳間書店やジブリといった、彼自身以外の要素との関係で作っている気がします。つまり、外部が必要としているから、一線から降りられないとい感じです。

どのような化け物表現者でも、やはりその表現の質には波があります。宮崎氏はすごい表現者ですが、ポニョには、全盛期というより、熟練の域に達した彼が、すべて手作りという、自らの表現のわがままを貫き通すというテンションによって支えられた作品だというのが、私の見方です。

フカヤさんは、自らと同じ表現者として宮崎氏の映像を見ていたのでしょうね。そこには、外から見るのとは違った、見方があると思います。

レキオの絵は、これからサイン代わりに使わせてもらいます。

でわでわ。